山陽電車とは

山陽電車(さんようでんしゃ)とは、大手私鉄の山陽電気鉄道のことで、山陽電車は兵庫県の神戸市と姫路市を結んでいる鉄道です。山陽電車は、山陽電気軌道という下関市で路面電車を経営していた会社で、山陽電気鉄道とは関係がないのですが、山陽電気軌道が路面電車の事業を廃止し、社名を改めてから時間が経過しているため、山陽電気鉄道を指すことが多くはなっています。また、山陽電車は、鉄道事業のほか、路線バス、高速バスの運営も行っています。山陽鉄道の歴史はスムーズに現在に至っているわけでもなく、合併前2社の路線規格の相違という困難な条件もあり、混乱をきたしている時代もあったが、それを乗り越え独自の鉄道部門を新しく設立し、直通運転を実現して現在に至っているのです。‘美しい女’という短編小説を発表した作家椎名麟三が山陽電車の車掌として勤務していたこともあるという経歴もあります。現在では、JR線が山陽電車と並行して走っているため山陽電車の乗客はJR線などに移りつつありますが、1dayチケットなど特別の企画乗車券を販売したり、テレビCMなどで山陽電車のイメージをアップする努力を行っています。

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山陽電車を便利に乗りこなす

山陽電車の取り扱っているカード‘エスコートカード’というものがあります。エスコートカードがあれば、山陽電車をはじめ、阪急、阪神、神戸市営地下鉄・バスなどのスルッとKANSAIネットワークに加入している各社での利用をすることができ大変便利です。エスコートカードは、山陽電車の乗車時にエスコートカードをそのまま改札機へ入れることで乗車日、時刻、乗車駅がカード裏面に印字されます。降車時にも改札機を利用することで山陽電車の降車駅、残額がカード裏面に印字されるようになっています。もしも手持ちのエスコードカードに残額があるにも関わらず裏面の印字がいっぱいになってしまったた時は、そのカードを券売機に入れることで残額分を利用できる新しいエスコードカードが自動的に発行されます。エスコートカードは、残額が少額になったときでも改札機を通り、山陽電車の降車時に乗り越し精算機にエスコートカードを入れて不足金額を支払うと使用済みのエスコートカードは回収され、出場証で改札機を通ることができます。定期券といっしょに使う場合は、山陽電車の降車駅の精算機にカード、定期券の順に入れることで区間外からもしくは区間外に乗り越すことができます。

山陽電車の便利

山陽電車の定期券は、板宿、垂水、明石、東二見、高砂、飾磨、姫路などで発売しています。山陽電車の定期券の購入可能日は、新規購入の場合、有効開始の7日前から、継続購入で有効開始の14日前からで、垂水では山陽電車とバスの連絡定期券を購入することもできます。山陽電車には、回数券もあり、普通回数券、時差回数券、土休日回数券というものがあります。普通回数券は10回分、20回分の料金でそれぞれ11回、22回山陽電車に乗れる回数券があり、時差回数券は普通運賃5回分で6回乗れる回数券、土休日回数券では普通運賃5回分で7回乗れる土休日に終日山陽電車に乗れる回数券があります。また、山陽電車の回数券は使いやすいカードタイプになっています。
[編集] 路線データ山陽電車はフェアライドシステムというものがあります。フェアライドシステムの仕組みは、入場券の有効期間が入場後2時間以内になっていること、定期券の裏面に山陽電車の乗車時と降車時に印字を行うこと、利用情報を磁気記録することです。フェア(公平に)ライド(乗る)ことを目指しているシステムなのです。電車では忘れ物をしがちです。山陽電車では忘れ物をした場合は、当日であれば、山陽電車各駅で尋ねることができます。また山陽電車お忘れ物センターがあるので困ったら利用してみましょう。

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